オーストラリア市民権取得に英語力テスト?条件の変更点や費用をまとめてみた!

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日本人夫婦の場合、オーストラリア国籍を取得するという選択肢はあまりないかもしれません。

うちのような夫がオーストラリア人でない国際結婚組は夫がオーストラリア国籍を取得するケースは

かなり多いと感じます。

その”オーストラリア市民権取得”が難しくなるかも?と議論になっていました。

英語力のない移民が増えることにで仕事を見つけることが困難になったり、オーストラリアへの貢献ができないことが懸念されていて、「英語力のテストを必須にしたら?」という提案が持ち上がりました。

 

結果的には、Citizenship Testに英語テストを別で用意するという法律は今回は通りませんでしたが、今後も議論の的になりそうです。

 

いつかオーストラリア国籍を取得しようと思っていた家族には今後の法律の変更によっては、英語の準備も必要だよ!ということでさらっとまとめてみますね。

 

ハロー★さとみんです。

我が家の夫は何年も迷って2016年8月にオーストラリア国籍を取得しました。

現在の市民権取得テストの費用などについてまとめています。

 

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オーストラリア国籍を取得するための市民権取得テストに英語力のテストが加わる?!

日本生まれの息子のオーストラリア国籍を取得するためには夫か私がオーストラリア市民権を取得する必要があったのですが、私、日本のパスポートはあきらめない!ということでマレーシアは2重国籍を認めていないので夫はしぶしぶオーストラリア人になりました。

 

16歳以下の子供を一緒にオーストラリア市民権の取得の申請書に含めることができます。

 

夫がオーストラリアの市民権取得テスト(Citizenship Test)を受けて市民権を取得したのが2016年8月でしたが2017年7月にオーストラリア市民権を得るためのテストに英語力のテストを加えよう!という提案を採決するかで、市民権待ちだった人たちはその採決を固唾を飲んで見守っていました。

 

もしも、その提案が通れば、英語のテストの結果次第では市民権が取れなくなってしまうので非英語圏出身の移民には大きな問題だったんですね。

現在の移民の多くは、中国系とインド系です。

どちらも英語が母国語の国ではないのでこの採決の行方はとても気になっていたことでしょう。

 

結果的には、英語力に関しては特に英語テストを受けなければならないという法律は成立しませんでした。

 

 

私は、どちらかというとオーストラリア市民権を取得する費用がどんどん高くなることを心配していたのですが、今後は英語力のテストが導入される可能性があることを頭に入れておくといいかもしれません。

 

 

オーストラリア市民権を取得するテストの条件や費用など

最低条件として

  • オーストラリアの永住権保持者であること
  • 居住者条件を満たしていること
  • 人物が善良であること
  • オーストラリアに住む、近い関係を維持する意思があること

 

 

60歳以上はCitizenship test(市民権取得テスト)を受ける必要はありません。

オーストラリア市民権を取得テストの費用は

2017年7月時点でA$285

16歳以下の子供を含めることができますが、その際に追加費用は必要ありません。

 

オーストラリア市民権テストの政府情報詳細をチェック!

 

 

現在のオーストラリア市民権取得申請の条件

  • have lived in Australia on a valid Australian visa for four years immediately before applying
  • must have been a permanent resident for the 12 months immediately before making an application and not have been absent from Australia for more than one year in total, during the four year period, including no more than 90 days in the 12 months before applying.
  • are a permanent resident at time of application and time of decision
  • meet the residence requirements
  • are of good character
  • have a basic knowledge of the English language
  • intend to reside or maintain a close and continuing association with Australia
  • have an adequate knowledge of the responsibilities and privileges of Australian citizenship.

 

引用元:オーストラリア内務省

 

ざっくり日本語にしてみると・・・

  1. 市民権を申請する前に有効なオーストラリアのビザでオーストラリアに過去4年以上のオーストラリア居住歴が必要→今までは過去4年間12か月以上の居住でよかった
  2. オーストラリア市民権を申し込む時前から過去12か月はオーストラリア永住権保持者であること、過去4年のうち合計で1年以上オーストラリアを離れていないこと。申請時の12か月間のうち90日間以上オーストラリアを離れていないことを含む。
  3. 市民権申請時と申請結果が出るときにオーストラリアの永住権保持者であること
  4. 必要な居住期間の条件を満たしていること
  5. 良好な人物であること
  6. オーストラリア人としての価値観、責任に関する質問の追加
  7. 英語に関して基礎的な知識があること
  8. オーストラリアのコミュニティに溶け込もうとする意思を持つこと
  9. オーストラリア市民としての責任への十分な理解

 

結果的に、今回は英語力テストの導入は見送られましたが、4年はオーストラリアに住んでいなければいけないという在住期間の変更がありましたね。

 

最低4年はオーストラリアに居住する必要があるということは、仕事をしたり、子供がいれば学校に行かせたりと実際にオーストラリアの生活に溶け込んでいるという証明がしやすくなります。

 

オーストラリアは移民の国ですが、最近は中国、インド系の移民がすごく多くなったと感じますし、中東方面からの移民も多くなっているそうです。

 

実際に、”英語”ができないために就労できない移民が増えれば、低所得家庭への補助金も増えますし、仕事が見つからない移民の犯罪なども懸念されているのかもしれません。

 

これだけ物価の高いオーストラリアですから、働かないと生活できません。

新規移民への補助金が増えれば、国としての出費が増えることになるので、オーストラリアに移住してきて仕事をして、経済的に貢献してほしいと思うのもわからないわけではありませんけどね。

 

移民が自分の力で仕事を見つけ、オーストラリアの社会に貢献できる人物であるかを明確にしたいために申請までの居住年数条件や英語力を備えた人物を移民として受け入れることは、長期的な視点でみるとプラスになるのではないかと思います。

 

今後、『英語テストの是非』はオーストラリアが移民を受け入れる限り、議論の的になるのではないかなと思います。

 

でも、本当に善良な人で働く意思も能力もあるけれど英語だけは話せないという人にオーストラリア市民としての門戸を閉じてしまうのはフェアではないという意見もあります。

 

確かにその意見にも一理ある…けど、その国に移民として暮らすならばその国の公用語がある程度理解できないと生活の基盤を作っていくのは大変ですよね。

 

 

議論されたオーストラリア市民権の英語テストってどんな英語レベルだったの?

オーストラリア市民権のテストは20問中15問正解、つまり75%以上の正解であればOKです。

これに英語のテストが加えようという議論がされたわけです。

 

2009年のものになりますが、オーストラリア市民権のテストに出る内容をまとめたPDFが日本語で用意されています。

 

オーストラリア市民権のテスト内容を日本語でチェック

 

 

夫いわく、オーストラリアに関する知識を問う試験は難しくないとのこと。

 

現在のオーストラリア市民権のテスト=Citizenship testをパスできるということはIELTSのテストで5というレベルを想定しているそう。

 

これを政府は、IELTS6のレベルにしたいという目的で英語のテストを導入しようとしたといわれています。

IELTSの6となると夫のようにSkilled Migrant(技能移民としてのビザ)の試験で求められているスコアであり、大学レベルの英語

 

私もIETLSはオーストラリア留学の際、何度も受けましたがオーバーオール6.5をとるためにかなり苦労しました。

英語が苦手な人が通るスコアではありませんね。

 

結果的には、現在の時点で市民権のテストには英語テストは導入されていません。

 

ただ、将来的には絶対に可能性がないわけではないので、市民権を考えているなら今のうちに取得してしまうのもいいかもしれません。

 

まとめ

オーストラリアは移民の国。

政府としては、『永住者』よりも『市民』を増やしたいという目的があるわけですから、あまりにCitizenship Testを難しくしたり、申請費用を高額にすることはないとは思いますが、『英語力のない移民が増えすぎる問題』は何とかしたいのではと思います。

 

英語テストが市民権取得テストに追加される日がいつか来るかもしれません。

Permanent Resident(永住権)を申請する人にももっと高度な英語力が求められるかもしれないし、ビザなどの変更はオーストラリアはかなり頻繁にあります。

 

 

オーストラリアの永住権の申請のときもそうでしたが、申請費用はどんどん値上がりするし、条件もころころ変わるし、オーストラリア移住できそうなときに資格だけは取っておくといいのかもしれません。

いつどのように現在の移住条件が変わるかわかりませんよね。

 

オーストラリア人との結婚やデファクト関係での永住権は取れないことはないだろうけど独立技術ビザなどでは条件が厳しくなることはありえそうです。

 

過去15年で1.5億人がオーストラリアの永住権を与えられたという話を聞いてオーストラリアってすごいなと。

移民を受け入れるって簡単なことじゃないですよね。

 

とくに日本という島国でほとんど日本人だけが日本国民(もちろん帰化して日本人になる外国人もいますが簡単じゃない)という環境で育ってき私からすると、これだけの人種が1つの国でコミュニティを作っていくってすごいなとただただ感心するばかり。

 

子供の学校でのクラスメートは20か国以上になるクラスもあったり、純粋なオーストラリア人よりも親が移民の子供のほうが多い現状。

 

その中で、子供は自然に国際感覚を身に着けるんですよね。

宗教の違い、宗教によっては食べられないものもあるので一緒にピクニックをするときにはこれはだめだよと子供たちが教えてくれる。

肌の色や髪の色、目の色が違っていても、みんな中身は一緒なんだよと4歳だった娘が教えてくれたり。

 

自分も移民という立場なのでオーストラリアの移民に関する政策の変更は明日は我が身!

政権が変わるたびにどきどきはします。

 

今回のオーストラリア市民権のテストで英語テスト導入が議論されたことを見ても、やっぱり英語ってできたほうが子供の選択肢は広がるんだろうなということ。

それは日本語でもそうですし、言語って1つより2つ、2つより3つ話せたほうが子供の選択肢、可能性はもっと広がる。

 

大人になってからの英語学習に自分が苦労したからこそ子供のころから英語をバイリンガルとして身に着けてほしいという思いでオーストラリア移住したことはやっぱり後悔しないなと。

 

いろんなことがあったオーストラリア移住だけど、最終的には子供のため。

去年、オーストラリア人になった息子は全然嬉しそうではないんですけどね…

今でも「僕は日本人」だという。

長女は、「I’m Australian」だという。

大人になっていくにつれ、二重国籍の問題はでてくるけど周りの先輩ママの意見などをまた参考にさせていただいていきたいなと思います。

 

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6 Responses to “オーストラリア市民権取得に英語力テスト?条件の変更点や費用をまとめてみた!”

  1. 初めまして。都内在住の50代のバツイチ独身親父です。5年を目処にオーストラリア移住を考えていますが、英語はからっきし駄目で、最近勉強を始めたところです。さとみんさんのブログを発見しまして、いろいろ勉強させていただいてます。英語は何年か現地に住んでいれば、普通に話せるようになるものでしょうか?
    さとみんさんが移住した時はどのくらいの英語力でしたか?参考までにお聞かせ願えると、助かります。

    • 高橋さん

      こんにちは!
      コメントありがとうございます!

      オーストラリア移住を考えていらっしゃるのですね。
      新しいことへのチャレンジ精神、素敵です!

      さて、ご質問の私の英語力ですが、
      移住当時はオーストラリアに心理学留学だったので
      日常会話は問題ないというレベルでしたが、
      私の永住権取得は配偶者ビザだったので英語力は審査されないため
      あまり参考にならないかもしれません。

      永住権の取得では、英語力が不可欠です。
      IELTSで7をとれるだけの英語力を身に着けてからオーストラリアに来られることをおすすめします!

      こちらで仕事を探す場合には、
      もちろん英語での面接、仕事になりますし、
      メールなどを送る機会もあるのでビジネス英語の知識は必須です。

      仕事がシェフやメカニックなど実技系の場合は
      また求められる英語が違って
      会話力重視になるかもしれませんね。

      現地に住んでいれば英語力は伸びるかというと
      これに関しては、その人次第です。

      日本人コミュニティにどっぷりつかって
      友達は日本人しかいないような生活であれば、
      英語力が飛躍的に伸びる可能性は少ないでしょうし、
      オーストラリア人や日本人以外の国の人と積極的に交流していったり、
      ローカルの企業で英語を話す仕事をしている人と、
      日系企業で日本語で仕事をしている人ではまったく違います。

      10年いても英語がまったくうまくならない人もいます。
      1年でもぺらぺらになる人もいます。

      その人次第です。

      それは、日本にいても努力次第で
      英語を話せるようになる人はなるのと同じかなと思います。

      英語力がない状態で
      オーストラリアでの生活はなかなか大変です…。

      英語力は、
      ヒアリングとスピーキングを中心に、
      英語の新聞や雑誌、本などでリーディングも一緒に進めていくといいですよ。

      高橋さんのオーストラリア移住が実現しますように!!

  2. こんにちは。
    同じ様な条件で夫と娘のオーストラリア国籍を申請しようと思っているのですが、息子さんは日本国籍は破棄されたのでしょうか?
    色々と調べていると、未成年であっても出生時では無く多国籍を取得した場合は日本国籍を破棄したと見なされるようで…

    • Lalaさん

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      息子は、日本国籍は破棄していませんよ。
      日本国籍に関しては日本人の母である私のサインを市民権取得の申請時にしてしまうと
      日本国籍を破棄してオーストラリア国籍を選ぶことになってしまうので
      夫のみのサインでオーストラリア国籍を申請すればOKとのことでした。

      日本領事館に電話をかけて確認しましたので、
      Lalaさんのケースも日本領事館で確認されたほうがいいかもしれませんね。

      参考になりますと幸いです。

  3. こんにちは、
    この情報はある程度誤っています。
    2017年4月に発表された市民権の改正法案が結局国会で採決されず、手続きは2017年4月前の法律に戻っているはずです。
    混乱を招いてしまいますので、間違った情報を修正いただければ幸いです。

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