オーストラリア小学4年生OCテスト受ける？選抜クラスって何？

 

 

日本とオーストラリアでは小学校の教育制度が違うと感じることの１つに

OCテストがあること。

小学校受験のような感じですね。

OCテストというのは、オポチュニティクラス＝選抜クラスに入るためのテストです。

 

小学校4年生になるとOCテストを受けて

合格するとOCクラスに入れます。

5年生、6年生をOCクラスで過ごします。

 

いわゆる選抜クラス、頭のいい子の集まるクラスに入り、

勉強により集中するわけです。

 

今回、小学4年生の息子はOCテストの申し込みをしました。

 

いろいろとOCテストに関することをまとめてみます。

 

 

オーストラリアのOCテストって何？

 

 

Opportunity Class Test=オポチュニティ　クラス　テスト

勉学の才能のある子供、頭のいい子供を集めたクラスを編成するためのテストで

Year4＝4年生で受けます。

NSW州ではOCテストと呼ばれています。

 

 

オーストラリアの公立の小学校は

勉強のレベルが正直高いとは言えません。

差がけっこうあるわけです。生徒間の差、学校の差。

 

同じようなレベルで賢い子供を集め、

ハイレベルの教育をするためにOCテストをして

合格した子供はOCクラスに集められ、公立小学校ながらハイレベルな教育が受けられるんです。

Gifted classなどアカデミックな才能のある子供を集めたクラスが

ある学校もあります。

 

OCクラスは各小学校にあるわけではなく、

OCクラスが併設している小学校は、NSW州に現在７６校。

 

つまり、OCテストに合格すると転校するケースが多いということです。

 

うちの学校にもOCクラスはないので、

もしも、合格すれば５年生から転校することになり、

制服を買いなおすほか、

下の子と上の子の小学校が違うことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語、算数は、

学校の内申点が５０％影響するので

宿題や課題、出席など学校生活もきっちり意識して

OCテストに望むことが大切ですね！！

 

 

オーストラリアのOCテスト公式サイト

 

 

各学校により、必要な合格点数が違います。

これが結構差があるので、どこを志望するのかよく考えて申請しないといけませんね。

 

過去の各校OCテスト合格点数一覧

 

 

 

OCテストの対策は？

OCテストは合格率が高くないため、狭き門です。

 

10％前後の合格率では？という話をよく聞きます。

 

2017年は、

11110名の受験者に対して

合格者は、1740名だったので

合格率は１５％

 

 

 

本気でOCテストをパスしたいと思っている親は、

小学校２年生から子供を塾に入れているケースも多いです。

 

OCテスト用の塾もあるし、

模試のような直前クラスを用意している塾もあります。

 

市販のテキストでOCテストの模試や参考書も

Dymock’sなどで販売されているので利用するといいでしょう。

 

 

ちなみに我が家は、

受かるとはまったく思っていませんが、

何事も経験！！と受験します。

テキストでOCテスト用の参考書を買ってきました。

 

この20％オフというのは、Dymock’sでセールだったから…

 

 

これ１冊しか買っていないので、

ちょっと不安ですね。笑

 

転校するというのがネックなので、

絶対に受かる！！という意欲は親子共々あまりないです。

受かっても転校するのが嫌だからとりあえず受験するだけという家庭も

周りには結構いるので、

受験者全員が本気の本気で受験していないんじゃないかとも思います。

 

 

まとめ

転校するのも嫌なので、

たとえOCテストに受かってもオファーを受け入れる予定はありませんが、

せっかくオーストラリアの小学校に行っているんだから

何でも経験しよう！と申し込んだOCテスト。

 

ちらっと参考書を見ましたが、

大学入試を思い出しますね。

 

いつごろ結果がくるのか

子供のスコアはどんなふうに表記されているのかなど

また結果が来たらアップしますね。

 

８月まであと２か月。

ちょっとドキドキします。