オーストラリアのプライベート歯医者の子供&大人歯科検診や治療費用の目安

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今回の記事は読者さんからの『オーストラリアの歯医者の費用に関する』リクエストです。

オーストラリアの歯の治療は高額だと聞いたことがあるかもしれませんが、本当です。

オーストラリアには、無料の公立の歯医者=Public Dentist全額自費負担の私立の歯医者=Private Dentistがあります。

公立の歯医者を利用できるのはメディケアカードを持っている18歳以下の子供ヘルスケアカード、ペンションカードなどを持っている大人だけ。

 

永住権・市民権保持者でないと日本の国民健康保険のようなサービスであるMedicare(メディケア)には加入できません。

ビジネスビザ・学生ビザ・ワーキングホリデーでオーストラリアで歯の治療や検診をする場合は、プライベートの歯医者に行くしかありません。

 

オーストラリアのプライベートの歯医者は、永住権・市民権を持っている人も全額自費です。メディケアは基本的に利用できません。

だから治療費用が、超高額なんです…。

高いから出来るだけ行きたいないですが、歯が痛くなるのは急のことが多いですし、転倒で歯が折れるなんてアクシデントにいつ見舞われるかわかりませんね。

 

この記事では、オーストラリアのプライベートの歯医者で

  • 子供の歯科検診
  • 大人の歯科検診
  • クリーニング
  • レントゲン
  • 虫歯治療
  • 詰め物の修復

をしたときの費用の目安をお伝えします。

 

ただし、正確な費用は歯医者によって異なるので受診の際は電話で費用の見積もりを聞いてくださいね!

 

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Contents

オーストラリアでプライベート歯医者を受診する手順

歯医者、診察台

オーストラリアの市民権・永住権をお持ちのお子さんはパブリックの歯医者なら無料で歯科検診および治療を受けることができます。

ただし、待ち時間が長いというデメリットはありますが、虫歯の治療やレントゲンも無料でできます。

その手順に関しては、過去記事をご参照ください。

 

ビジネスビザ・学生ビザ・ワーキングホリデーや、今すぐ治療したい子供の虫歯などはプライベートの歯医者を受診します。

その際の予約手順は、

①「サバーブ名 Dentist」と探して、自分の住所の近くの歯医者を探します。

②希望の歯医者に電話を入れ、予約をします。

 

プライベートの歯医者での歯科検診は大人も子供も半年に1回が目安です。

虫歯などがある場合は、もう少し短いスパンでのチェックもあるかもしれませんが、基本的には6か月に1回です。

 

オーストラリアのプライベート歯医者を予約するときは見積もり確認を先に!

電話予約

オーストラリアの歯医者は、それぞれの処置の費用が歯医者によって異なります。

安めの歯医者もあれば、高い歯医者もあるので電話予約をするときに最初に費用の目安を聞いてから予約を入れましょう

 

英語では、

「How much should I expect for ~?」~はいくらくらいになると思っていたらいいですか?

「How much do you charge for ~?」~はいくらかかりますか?

などで聞けばOKです。

 

2~3か所聞いて、納得できる料金の歯医者で予約をしましょう。

 

【歯医者で使う英語フレーズ】

歯は1本ならTeeth, 複数ならToothです。

 

検診…(Dental) Check up

クリーニング…Cleaning

虫歯…Decayed teeth、Bad teeth, Cavity

フッ素塗布… fluoride treatment 

乳歯…Milk tooth、Baby tooth

永久歯…Adult tooth, Permanent toooth

前歯…Front tooth

奥歯…Back tooth

臼歯…Molar

親知らず…Wisdom tooth

歯茎…Gum

歯の詰め物…Filling

歯のかぶせ物…Crown

歯が欠けた、折れた…Broken teeth

 

I’d like to make an appointment for a regular check up and cleaning.

定期健診とクリーニングの予約をしたいです。

 

Can I make an appointment for a regular check up for my son(daughter)?

私の息子(娘)の定期健診を予約したいです。

 

電話予約の際に、How can I help you? What happened?などと聞かれるので、

検診ならば、

I’d like to make an appointment for a regular check up and cleaning.

定期健診とクリーニングの予約をしたいです。

と伝えればOKです。

 

オーストラリアは移民の国なので歯医者でも病院でも、英語が話せない人の英語に慣れているので単語のつなぎ合わせでも伝わります。

英語が心配!!と思っていてもなんとかなるので大丈夫です!

 

これが意外に大事ですが、何でも費用は確認すること!

歯医者で診察中に、虫歯が見つかった…などで何か治療をする場合は毎回、いくらかかるか費用を確認することを強くおすすめします!!

詰め物もFillingの種類によって費用が変わることがあるので、これはいくら?あれはいくら?と細かく確認したほうがいいです。

 

もしも、あなたのお子さんがメディケアカード保持者で、政府から2年で1,000ドルの補助金がもらえるChild Dental Benefitの資格があるなら電話予約の際に、それが利用可能か確認してくださいね!

 

オーストラリアのプライベート歯医者での歯科検診・治療の費用目安

歯磨きする女の子

歯医者によっても値段が違うので、参考価格だと思ってください。

私が通っている歯医者での費用です。

予約時に見積もりを確認してくださいね。

治療項目 費用
大人の歯科検診+クリーニング 170~200ドル
子供の歯科検診+クリーニング 170ドル
子供のフッ素塗布 35ドル
子供の奥歯の虫歯1本治療(詰め物) 260ドル
歯のレントゲン写真(子供) 30~60ドル
歯石とり 90ドル~
フィッシャーシーラント1本 46ドル
歯を抜く1本 150ドル~
取れた詰め物をそのままはめるだけ 100ドル
セラミックのクラウン(かぶせ物)1本 1000~1500ドル

 

歯科検診以外での治療をする場合は、診察料として50ドルほどが別途追加になります。

子供3人の歯科検診と虫歯の治療で1回で1000ドル超えたお話はこちら↓

 

私のオーストラリアプライベート歯医者の経験談

私は、オーストラリアで歯医者に行ったのは3回です。

1回目は、歯科検診とクリーニング。シティの歯医者で200ドルくらいでした。

 

2回目は日本で治療した歯の詰め物(Filling)が取れたのでそれをそのまま戻したとき

日本で作ったものをただボンドでくっつけるだけで80ドル

 

3回目は、日本で作ったセラミックのかぶせ物(歯を完全にかぶせるタイプ)が取れたのをそのまま戻したとき。

これまたボンドでくっつけただけで104ドル

 

もしも、歯の詰め物が取れたら、それを保管してそのまま使うと歯医者の費用を抑えられます!

うっかり飲み込まないように注意です。

 

3回目のとき、もしも新しくかぶせ物(Crown)を作るとしたら1000~1500ドルかかるといわれ、うっかり飲み込まなくてよかったー!!とほっとしました。

104ドルか1000ドルかの違いは大きいです。

 

オーストラリアで歯医者にかかるのは怖いです。

 

オーストラリアのプライベート歯医者を安く受診するならプライベート保険に加入

保険

オーストラリアの歯医者は超高額ですし、子供の歯の矯正はかなり一般的なので多くの家庭でプライベート保険に加入し、検診・治療・矯正の費用に備えています。

 

その保険の内容にもよりますが、70~80%カバーしてくれることが多いです。

100ドルだったら、自己負担は20~30ドルということですね。

 

多くのデンタル系の保障は保険加入から1年のウェイティングピリオドがあることがほとんどです。

加入して1年経たないとカバーされないということなので矯正の場合は特に早めにプライベート保険に加入しておくと安心です。

そして、デンタルの保障は年間の最大額が決まっていることが多いですのでそれを超えると自費負担になります。

 

オーストラリアのプライベート保険は治療費や入院費をカバーするホスピタルカバーのほかにエクストラカバーでマッサージ・指圧・カイロプラクティックや眼科、歯科などのカバーができるプランを組みあわせて購入します。

 

インターネットで比較して加入することが多いです。

  • Dental insurance 歯の保険
  • Private health insurance プライベート健康保険

 

プライベート保険の月額費用と歯医者やメガネ・コンタクト費用などを考慮するとプライベート保険にはやはり割高には感じます。

ただ、保険っていざというときの備えなんですよね。

 

オーストラリアは救急車も有料です。(NSW州は)

キロ当たりいくらで請求がきます。

プライベート保険に入っていると救急車代もカバーされたり、妊娠・出産の費用などもカバーされるので永住者であればやはり加入しておいた方が安心です。

 

ワーホリや留学からブリッジングビザになったときに忘れがちな保険加入ですが、風邪をひいてGPにかかるときのコンサルテーション費用もカバーされるので加入をお忘れなく!

 

オーストラリアの大手のプライベート保険会社

それぞれのプライベート保険に会社によってパッケージは様々ですので家族の形態や人数によって選びましょう。

主なプライベート保険会社をあげておきます。

 

など。

 

ウェイティングピリオドをなくしてくれるキャンペーンなどもあるので比較して選んでください。

ビジネスビザ・学生ビザ・ワーキングホリデーでも加入できます。

 

まとめ

オーストラリアで歯医者にかかるのはただの検診であっても決して安くはありません。

日本で、虫歯の治療・クリーニングを終わらせてオーストラリアに来ることをおすすめします!

 

私は、オーストラリア移住前に親知らず4本全部抜いてきました。

そして、日本に一時帰国するたびに歯医者に行っています。

 

子供は政府からの補助金であるChild Dental Benefitの1000ドルでプライベート歯医者費用もまかなえますが、大人は基本的に自費なのでプライベート保険に入っていない人は日本に帰国した際に、歯科検診に行く人が多いようです。

 

とはいえ、歯が痛くなるときは突然ですし、日本で治療した歯の詰め物が取れることもありますのでオーストラリア滞在中に歯医者にお世話になる人も少なくないかもしれませんね。

予約の際は、おおよその費用の目安を必ず確認してください。

お会計の時、びっくりするかもしれないので…。

 

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