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オーストラリアのプリスクール(幼稚園)の1年間の学費や必要費用は?
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オーストラリアの幼稚園(NSW州のPreschool)の1年間の学費や必要費用についてまとめました。
- オーストラリアの幼稚園の授業料はいくらなの?
- 学費以外の費用には何があるの?
- 最初に支払う金額はいくらくらい?
- 政府からの助成金はあるの?
そんなオーストラリアの幼稚園のお金に関する疑問を解決しましょう!
オーストラリア(NSW州)には、未就学児が通う幼稚園(Preschool)と保育園(Daycare)があります。
DaycareはChildcare centre(チャイルドケアセンター)とも呼ばれています。
幼稚園は、NSW州ではPreschoolと呼ばれていますが、QLD州ではKindergarten(キンダーガーテン)と呼ばれています。
そして、小学校の1年生の下の学年である入学準備学年はNSW州ではKindergarten(キンダーガーテン)と呼ばれ、QLD州では、PREP(プレップ)と呼ばれるのでちょっとややこしいですね。
詳しくは、オーストラリア各州別のキンダーガーテンの呼び方の記事をご覧ください。
この記事では、オーストラリアの幼稚園の1年間の学費の目安をまとめますのでオーストラリアに引っ越してくる方や親子留学などでオーストラリアの幼稚園入園を考えている方の参考になると幸いです。
幼稚園は、市民権・永住権保持者もビジネスビザや学生ビザでも、親のビザで帯同してきた子供でも費用に差は一切ありません。
オーストラリアで幼稚園留学させてみたいという方でも費用はオーストラリア国籍を持つ子供と同じ値段なのでぜひ参考にしてください。
ちなみに、小学校の年間学費はオーストラリア国籍&永住権保持者は基本無料ですが、ビジネスビザは別料金でおよそ5000ドル~、学生ビザはインターナショナルスチューデントとして年間100万くらいかかります。
私の周りには、お父さんやお母さんが日本からオーストラリアに留学して、一緒に来豪したきたお子さんがプリスクールに通うケースがとても多いです。
オーストラリアの幼稚園の費用に関する質問をよく受けるので記事にまとめてみました。
実際の幼稚園の学費はそれぞれの幼稚園によって異なるので、ホームページや電話で問い合わせるなど必ず確認してください。
幼稚園を決める場合には、見学をしたり、オリエンテーションや体験授業に参加することをおすすめします!
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Contents
オーストラリアの幼稚園はここが素晴らしい!
日本とオーストラリアの幼稚園は全然違う。
オーストラリアの幼稚園は、”教育”というより、
- ”子供が子供でいる時間を楽しむ”
- ”幼児期に身に着けておくべき情緒のコントロール”
- ”他者とのかかわり方”
- ”健康的な食生活を送るための知識”
- ”自己主張の仕方”
- ”感情の種類に名前をつける”
お勉強じゃないんですよね。アルファベットもやるけど、さらっとだけで別に読めなくても書けなくてもOKだし。
数の数え方もやるけど、別に数えられなくていい。
じゃ、何を幼稚園で学ぶかというと…
”自己肯定感を得る”
自分が自分を好きになる。大切にする。
自分のことは心も体も自分のものだと知る。
自分は愛されていると感じる場所
自分は大切な存在だと実感する場所。
それがオーストラリアの幼稚園です。
いつもいつもポジティブに褒められて、
あなたのここが素晴らしいと言葉で伝えてもらって、
泣いたり、困ったときはぎゅっと抱きしめてもらって。
末っ子の娘の担任の先生が、毎朝、ママとバイバイする時に泣く娘に向かっていいました。
「あなたが悲しいとき、怖いとき、不安な時、怒ってるときは先生に教えてね。私はそんなときのためにあなたの先生なんだから」
「あなたは大切な存在なのだから」
だから、私はオーストラリアの幼稚園=プリスクールが大好きです。
本当にオーストラリアで子育てできたことを幸せに思ってます。
字が読めるとか、数が数えれるとかじゃなくて、
遊びの中から学んで、ただただ愛されていることを実感できる毎日。
幼児期に、自分は大切で愛されてるって実感して育つことは絶対に大事だと思う。
”人生で本当に大切なことはプリスクールで学んだ”
といっても過言じゃないかも。
だから、私は子供たちをオーストラリアの小学校に早く入学させるのではなく、ぎりぎりまで幼稚園に通わせたいんです。
先生に叱られるときは、誰かを傷つけたり、たたいたり、ネガティブなことを言ったり、危ないことをしたときだけ。
それ以外は、ただただ認めてもらって、ポジティブな言葉のシャワーをもらっています。
本当にオーストラリアの幼稚園って素敵だなぁと思います。
子育てで学ぶことが本当に多い。
オーストラリアで幼稚園に通わせて本当によかった!
オーストラリアの幼稚園に関する疑問あれこれ
オーストラリアの幼稚園に関する疑問をまとめてみました。
オーストラリアの幼稚園は何月に始まるの?
オーストラリアの幼稚園、小学校などの学校が始まる年度開始は基本的に1月末~2月初旬です。
例えば、4月に3歳になる子供は、幼稚園の判断にもよりますが幼稚園は1月末からスタートだけどその子が通園できるのは誕生日が過ぎたあとの4月からというところが多いです。
4月までの学費は、ポジションキープのために支払うことになる場合が多いと思います。
オーストラリアの幼稚園の入学資格は?
ビザの指定はありません。どのビザでも入学できます。
オーストラリアの幼稚園は、満3歳から小学校入学前の5歳までの子供が通います。
幼稚園入学条件は、入学年にすでに3歳になっていることです。
オーストラリアの幼稚園に通う期間は?
1年または2年です。
基本的に4歳児は、翌年Kindergarten(キンダーガーテン)に入学することが想定されているので優先的に幼稚園に入学させてもらえます。
他には、家庭では英語環境ではない子供は優先的に入学を許可してもらえることがあるので、もしも、ウェイティングが多くて入学できないかも?と言われたら、家庭が日本語環境であることをアピールするのもありかもしれません。
- 2年の場合は、3歳で入学し4歳児クラス、翌年5歳児クラス
- 1年の場合は、4歳で入学し5歳児クラス
幼稚園に通うことは必須ではないので、幼稚園に通わずいきなりNSW州の場合は、Kindergarten(キンダーガーテン)に入学させる家庭も少数ですがあります。
オーストラリアの幼稚園は費用が高いので、1年だけ幼稚園でキンディに入学というケースは結構多いですね。
家庭で英語を話さない日本人家庭で育つ子供や、英語が母国語でない家庭では2年の幼稚園通園を選び、英語に慣れさせる家庭も多いです。
オーストラリアの幼稚園の学費に含まれるものは?
単純に1日の保育料だけです。
- モーニングティー(午前のおやつ)、ランチは持参
- 水も水筒を持参
- 送迎バスもなし
インカージョンと呼ばれる外部の機関が幼稚園に来てショーなどをする場合の費用は別途請求されます。例えば、ファームアニマルVisitなどですね。
遠足がある幼稚園もあり、その場合はエクスカージョンと呼ばれます。
この費用も別途請求が来ます。
その他には、いろいろなファンドレイジングイベントがあり、この収益は幼稚園の運営費に充てられます。
そのため、様々な名目でいわゆる”寄付”をする機会が多いです。
額は10ドル前後のことが多いですが、これは幼稚園の方針によっても異なり、ファンドレイジングのイベントが多いところもあれば、少ないところもあります。
これ、ほんとびっくりしました。
「え?また払うの?」
ちょこちょこ小銭を支払って、気が付くと結構な金額になってることも…。笑
幼稚園に見学に行った際には、1日のFee(料金)以外にどんな費用が掛かるか確認するといいですよ。
Do you have any fundraising events through the year?
1年を通してファンドレイジングイベントはありますか?
Is there any extra fees that I should pay?
何かほかに支払うべき費用はありますか?
オーストラリアの幼稚園の1年間の学費の目安はいくら?
オーストラリアの幼稚園は基本的に1日何ドルと料金が決まっています。
これは、市民権・永住権保持者も、ビジネスビザも学生ビザも、親の学生ビザに帯同してきた子供もすべて同じ料金です。
多くの幼稚園が、9~15時くらいまでの運営となっていますがこれも幼稚園によって若干違いますので確認しましょう。
そして、多くのプリスクールが週2日または週3日の2パターンを用意しています。
週5日はないです。
具体的には、週2日は、月曜・火曜または木曜・金曜
週3日は、月火水または、水木金であることが多いです。
通える曜日は幼稚園で確認してくださいね。
もしも、週5日通わせたい場合は、週2日でAプリスクール、週3日でBプリスクールと2つの施設に入学することになりますね。
幼稚園の1日の費用に関しては、ピンからキリまでさまざま。
1日25ドルのところもあれば60ドルのところもあるんです。
最近は、平均的には1日30ドルくらいの幼稚園が多い印象です。
今、小学校1年生の娘が幼稚園時代は、1日50~60ドルが相場だったのですが、政府が幼稚園への補助を始めた2年くらい前にぐっと安くなりました。
幼稚園の1日の料金は、その幼稚園のカリキュラムによっても大きく左右されるので納得のいく料金の幼稚園を見つけるのが大事ですね。
翌年小学校のキンダーガーテンに入学する4歳児クラスは3歳児クラスに比べて料金が安くなっている場合もあります。
さて、オーストラリアの幼稚園の1年間の学費ですが1日30ドルだと仮定して年間費用を算出してみましょう。
オーストラリアは1年は4タームに分かれています。
1タームは10週間です。3か月ちょっとですね。
幼稚園は、スクールホリデー中はお休みです。保育園(デイケア)はスクールホリデー中も通います。
【オーストラリアのスクールスケジュール】
※1月下旬または2月初旬スタート
10週間=ターム1
2週間のスクールホリデー(秋休み)
10週間=ターム2
2週間のスクールホリデー(冬休み)
10週間=ターム3
2週間のスクールホリデー(春休み)
10週間=ターム4
6週間のスクールホリデー(夏休み)
オーストラリアの幼稚園【週2日コース】
【週2日コースの1週間の費用】
1日30ドル×2日=60ドル
【週2日コースの1タームの費用】
60ドル×10週間=600ドル
【週2日コースの年間費用】
600ドル×4ターム=2400ドル
オーストラリアの幼稚園【週3日コース】
【週3日コースの1週間の費用】
1日30ドル×3日=90ドル
【週3日コースの1タームの費用】
90ドル×10週間=900ドル
【週3日コースの年間費用】
900ドル×4ターム=3600ドル
これをもし、オーストラリアの幼稚園に週5日通った費用で日本の幼稚園の費用と比較すると1年間に2500ドル+3600ドル=6100ドルかかるわけですね。約60万円くらい。
給食費も送迎バスもなしですよ?
日本の幼稚園は、週5日通園で給食費+送迎バスの費用が月額4万円くらいでしょうか?
私の実家は田舎なので4万円をちょっと切っていました。
4万円だと仮定して12か月分を書けると48万円。
いかに日本の幼稚園のコストパフォーマンスが高いかわかりますよね?笑
オーストラリアの幼稚園に入学時に支払う金額の目安
入学金はないところが多いようです。
・入学願書提出時にお金を払います。20~50ドル程度。
このお金は入学が決まると差し引いて残りの金額が請求されますので、”戻ってくる”お金ですね。
でも、その幼稚園に入学許可がもらえたのに辞退する場合は、返金されないので注意!
・デポジットとして100ドル~200ドル
これは、幼稚園を途中退園する際は4週間前(幼稚園によってNoticeの時期は異なる)に退園意思を書面で伝えるとデポジットは返金されます。
卒業時にもデポジットは返金されます。
入学時に、2週間分の費用を前もって支払う場合が多いです。
1日30ドルなら120ドル。(週2日の場合)
合計で300~400ドルくらい入学時に支払います。
オーストラリアの幼稚園の学費の支払い方法
銀行振込やキャッシュ、Cheque(小切手)で支払うなど複数の選択肢があることが多いですが、オンライン振込がポピュラーだと思います。
基本的に2週間分を前払いという規約のことが多いですが、支払期日に遅れるとLate Feeとして罰金というか遅延料を請求される場合も。
オーストラリアの幼稚園の学費以外に必要な費用は?
・入学申込時に申請金20~50ドル
・お迎え時間超過料金…幼稚園によって異なる
1日の利用料金の他に、お迎えの時間に遅れると10分で15ドルなど超過料金が取られます。
ホントに取られます。笑
・遠足やショーなどの費用…10ドル~
幼稚園でのイベント(イースター、ムービーナイト、母の日、父の日など)…毎回10ドル~
・幼稚園指定の帽子…10ドル~
・幼稚園指定の巾着などある場合も…10ドル~
・ゴールドコイン寄付で仮装デーなど年に何度かある場合も…1,2ドル
ちょこまかちょこまかいろいろ請求が来ますね。しかも、直前に…。
オーストラリアの幼稚園の学費への政府の補助金について
オーストラリアの保育園であるDaycareは
- 働いている親
- 学校で勉強している親
- 求職中の親
- ボランティア参加の親
- 市民権・永住権保持の家庭に限る
は政府から割引があります。
ほかには、世帯収入によっても割引きがあります。
結果的にだいたい半額近くまで減額されることもあります。
デイケア(保育園)は預かり時間が7時~18時と幼稚園よりも長く、朝食・モーニングティー・ランチ・アフタヌーンティーが支給されます。(施設によって異なる場合もあり)
デイケアの1日の保育料の目安は立地によっても異なりますが、1日120~160ドルくらいなので政府補助で半額だとすると60~80ドル。
(デイケアにはクリスマスやイースター休暇以外の長期休みは基本的にありません。祝日は休みです)
これに対し、幼稚園は政府から家庭への補助金はありません。
満額自腹で支払います。
2年くらい前に、政府は幼稚園に通わせている家庭にも恩恵があるようにとプリスクールに対して補助金を出しているので結果的に1日の保育料は安くなりました。
これは補助といえば、補助ですね。
ビジネスビザや学生ビザでも永住権・市民権でも同額の支払いです。
オーストラリアの幼稚園入学時に購入すべきものリスト
幼稚園によって異なるかもしれませんので確認が必要ですが、基本的に
- 幼稚園指定の制服
- 幼稚園指定の通園バッグ
- 幼稚園指定の補助バッグ
- 幼稚園指定の体操服
- 幼稚園指定の帽子(指定がある幼稚園もあり)
などはありません。
ピアニカとか粘土とか教材を買うこともありません。
基本的に私服で、好きなリュックで通園します。
お弁当箱などにも基本的に指定はありません。
幼稚園入学の際に、購入すべきものは
- 通園用のリュック(ランチボックス・水筒・着替え・帽子が入るサイズ)
- 水筒
- 帽子
- ランチ用ランチボックス
- モーニングティー用ケース(フルーツやスナックなど)
このくらいですね。
服装は、袖のあるTシャツ、自分で脱ぎ着できるズボンやスカート、靴下、運動靴がいいでしょう。
ビーチサンダルやクロックスはNGなところが多いです。
まとめ
オーストラリアの幼稚園の費用に関してまとめてみました。
オーストラリアの幼稚園は、個人が私営で経営しているケース、地域運営のコミュニティプリスクールなどさまざま。
コミュニティプリスクールの方が費用が安い場合が多いです。
いいプリスクールを見つけるには口コミが一番!
プレイグループなどで実際に通っている人の意見を聞くのが確実です。
費用だけでなく、子供を安心して預けられる“先生”がいるかも重要なポイントなのでいろいろな幼稚園を見学して、ぴったりな幼稚園を見つけてくださいね。
オーストラリアの幼稚園の1年間の学費(週2日、週3日コースそれぞれの学費)の目安やそのほかに必要な費用には何があるかをまとめました。
オーストラリアの幼稚園の学費に何が含まれているか、入学時に購入すべきものリストもぜひ参考にしてください。
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