オーストラリア移住の現実!専業主婦から見たオーストラリア生活と育児や悩み

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オーストラリアに移住する前は、

オーストラリアでの”ママ”の生活、”専業主婦”になる生活がどんなものか

予想がつきませんでした。

 

以前オーストラリアにいたときには、

”学生”や”フルタイムのOL”でしたから。

 

友達もいない、ママ友もいないオーストラリアにいく不安はやっぱり大きかった。

ハロー★結構さみしがりやなさとみんです。

 

オーストラリア移住してみて感じる現実を今日はつづってみます。

 

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Contents

想像よりも子育てしやすかったよ、オーストラリア!

不安いっぱいのオーストラリアへの引っ越し。

最初の何か月かは、日本人グループで集まっているママさんを見かけると

とてもうらやましくて、早く日本人ママ友がほしい!!と思っていました。

 

私の住んでいる地域では、

出産すると退院して1週間くらいでミッドワイフと言われるナースが

自宅に赤ちゃんの様子を見に来てくれます。

 

そのときに、同じ時期に出産したママを集めて、

Early Childhood Centreと言われる赤ちゃんから4歳までの検診をしてくれる場所で

5週間に渡ってローカルのプレイグループを開催すると教えてくれたので

生後3週間くらいから5週間ほど行っていました。

 

10人ちょっとのグループでほとんどオーストラリア人でしたが、

そのなかの中国人ママと仲良くなり個人的に会うようになりました。

上のお兄ちゃんが3歳で、下の子が女の子と共通点が多かったのですぐに仲良くなれました。

 

やっぱり友達がいるって違う~

本当に夫以外の大人と話せるってとてもリフレッシュになりました。

 

ちょこちょことEarly Childhood Centreでは育児教室をしてくれて

母乳教室、離乳食教室、

子供が大きくなってくるとペアレンティング教室など

オーストラリア流の子育てをもりもり体験する機会がたくさんありました。

 

妊娠・出産をオーストラリアで体験したので

早くオーストラリアの地域に溶け込む機会がもらえたような気がします。

 

もしも、3歳の長男と2人だけだったら

オーストラリアの子育てを知る機会がもっと遅かったかもしれないなと思います。

 

妊娠6か月でのオーストラリア移住は当時はとても不安だったけど

今ではよかったなと思いますね。

 

オーストラリアでの子育てって私は日本の子育てよりもリラックスしているなと感じました。

生後4か月くらいで離乳食教室にいったとき、

「夜寝る前に、バナナのマッシュをあげてる」というオージーママがいて

「腹持ちがいいから、夜あんまり起きなくなるのよ」と。

4か月の赤ちゃんにバナナか~とびっくりしたんです。

 

そしたら、私はアボカドのマッシュをあげてるわ~というママもいて、

”ママ”が楽になる育児って大事なのよみたいな空気感が新鮮でした。

 

それは、子供が大きくなってきた今でも感じますが、

2、3歳くらいの子供って、ママ!ママ!ってず~っとまとわりついてきますよね。

まとわりつくって言い方もちょっとひどい??

なんというか、「うぎゃー、一人になりたいよう!!!」と頭を掻きむしりたくなる時もあるんです。

 

夫も私も家族はオーストラリアにいないので

子供の預け先というのが学校や幼稚園だけ。

 

2,3歳では末っ子は24時間一緒にいるので

私は時々、ひとりでのんびりしたい!!!というストレスにやられることがあります。

子供は可愛いよ!!!でも、”1人”になるのはトイレだけ…

ときどきトイレにもついてくるから、1人になる時間なんて実質ない。

 

そんな育児ストレスを感じる自分に罪悪感も感じたり、

もうなんなんだよ!私ってなんて未熟な母親なんだと自己嫌悪になったり、

でも、本当にもうなんとか3児の育児をこなしているいっぱいいっぱい!の状態なんてことが結構あります。

 

そんなときに、

真ん中の娘の学校に送っていったとき、

同級生のママが

「今日は私どうしても1人になりたかったから2歳の息子をデイケアに預けてきたの。今からドラマを見まくるわ!」

とBye~と手を振ってウキウキと帰る姿をみて、

自分だったら変な罪悪感とか感じちゃうかもしれないけど、

ママがリフレッシュしてストレスのない状態で育児ができるって子供にとってもいいのかもな~って。

 

Early Childhood Centreで検診をするたびに、

「あなた、1人になる時間持ててる?」と聞かれるんです。

ママが1人になって、リフレッシュするのは大事なのよ!!

そのためにデイケアに預けたり、オケージョナルケアで一時保育してもらうのに

罪悪感なんて感じる必要ないのよ!!

って言ってくれるミッドワイフの言葉は、オーストラリアではママが1人になる時間を持つって

本当に大事なことだと認識されているんだって実感した出来事だったんです。

 

2歳の子供を、ママが1人になってテレビが見たいという理由で預けるなんて・・・って

日本では批判されるかもしれないなぁと思ったけれど、

オーストラリアでは結構みんなやってる。

ほかのママも、そうよ~たまには息抜きしないとね!!私もたまにそうしてるわと

そのママを見送る姿をみて、

 

私の育児への責任感とか罪悪感とか何だったんだろう…

もうちびまる子ちゃんのように青白い顔に黒く縦線入ったような顔で

毎日必死に育児するくらいなら、子供を数時間預けてリフレッシュしたら

ニコニコ笑顔で育児できるんじゃないの??

 

とガツンときましたね。

 

とはいいながら、3歳の末っ子を預けたことはまだないんですけど。笑

 

望めばそれが受け入れられる空気感のオーストラリアでの育児、

正直、かなりいいです。

 

実はうちは真ん中の娘、5歳の長女がかなり育てにくいというか

この子の育児にははげそうなくらい悩んでました。

 

それをEarly Childhood Centreに相談すると、

こんなサービスがあるよ、ポジティブペアレンティングコースもあるよ、

無料のカウンセリングサービスもあるよなど

親身になって相談に乗ってくれました。

 

今では、心理カウンセラーのところへ一緒に通ったり、

子供にポジティブなペアレンティングをする教室に夫と参加したりして

家庭でどうやって”育児”をしていったらいいかサポートしてもらっています。

 

こういうサービスが無料でやってもらえるオーストラリアは

日本に比べて、私は育児がしやすいと感じています。

 

他人の目を気にしないオーストラリアは生活しやすい

真冬にタンクトップで外にいる人、

真夏にUGGブーツを履いている人、

ピンク色の髪をしたママ、

オーストラリアは自由です。笑

 

みんな「他人がどう思うか?」ではなく、

「自分はどうしたいか?何が自分にとってハッピーなのか?」を優先して生きている。

オーストラリアに住んでみてそう感じました。

 

もちろん、最近は中国やインドからの移住者も多く、

オーストラリア人にしてもいろいろいますがそれでも、

”他人の目”を気にして生きていくことは重要視されてような感じがします。

 

いわゆる世間体という考えはオーストラリアでは一般的でないのかもしれません。

 

それは、返してみれば他人は自分のことをそれほど気にしていないということ。

日本に比べると、”個人主義”の強いオーストラリア

人と同じであることにこだわる必要はない。

みんな違っていいんだよ。

 

そういう空気感の中で子育てできるのは、

私は個人的に気に入っています。

 

あなたはどうしたいの?

あなたはどう感じるの?

 

それを大切にして生きていけるオーストラリアが心地よくて

ワーホリや留学からそのまま永住権を取得する道を模索して永住する日本人も多いと聞きます。

 

このオーストラリアのゆるさが好きな人は心地いいはず。

もう日本の生活はできない!というママにも結構出会いますよ。

 

子供を育てる上で、

ついつい自分が日本でそうであったように

”みんなと同じことをする”ことを子供に求めてしまいそうになる時があります。

 

私が中学生になるときは、

女の子は肩までのおかっぱに、男の子は丸坊主になることが校則でした。

私の入学した後にはその校則は廃止されましたが

みんなが同じかばんを持って、同じ制服を着て上下関係を重視しながら

礼儀正しく生活する。

そういう学校生活を経験した身としては、

 

真冬でも夏服でもいいし、真夏でも冬服でも

自分がそのときに好きな制服を着てもいいオーストラリアの小学校は

とても新鮮です。

みんなと同じであることを5歳の時点から求められないオーストラリアで育つから

大人になっても、他人がどう思うかを重視しないで自分がハッピーであることをする。

なるほどな~と思ったものです。

 

5歳の娘が、

お兄ちゃんの制服で学校に行きたいと言い出した時、

必死に止めました。

そのとき、”他人がどう思うか?”を私は気にしたんです。

結果的に娘の意見を尊重し、男の子の制服で行かせたら、

本人は満足し、一日だけで翌日からは女の子用の制服で行くようになりましたが、

お兄ちゃんの制服で行っても、先生も友達も誰も何も言わなかったそうです。

 

娘がそれがハッピーなら…と最初からOKできたらよかったんですが

すごくいい経験になりました。

やっぱり日本の価値観が自分の中に染みついているんだなと気づきになりましたね。

 

う~ん、もしもお兄ちゃんがワンピースの女の子用の制服で学校に行きたい!って

行ったら、快くいいよ!って言えるかまだ自信はないですけどねぇ。

 

子供が自分がハッピーでいられる選択を尊重してあげたいと今は思っています。

 

良くも悪くも他人を気にしないオーストラリアでの子育て、生活は

今では、私は好きですね。

すごく楽になりました!

流行の服を着る必要はないし、そもそも流行に敏感だとはいい難いオーストラリア。

自分の好きなものを身に着け、自分がハッピーでいられる選択が許されるオーストラリアでの生活は

心地いいです。

 

ただ…

流行りものが好きな人にはオーストラリアつまらないです。

テレビも日本に比べたら面白くないし、ショッピングも欲しいものが見つからないというか

退屈といえば退屈です。

 

このあたりは好き嫌いが分かれるかも?

 

他人からの目を気にしないとはいえ、

他人に迷惑をかけることはNGですが、

時々 え?自分がよければいいのかー!というようなシチュエーションもあるので

いいところばかりでもありませんが、そんなもんですよね。

いいところもあればそうでないところもある。

 

移民というポジションで生きていくことについて

日本に暮らしていると、そこは自分の母国。

日本国民として暮らすのと、オーストラリアに移民として暮らすのは

なんだろう?う~ん、どこかに遠慮があるのかもしれません。

 

仕事を探すにも、

”英語”はネイティブスピーカーに比べてやっぱりハンデになります。

幼稚園の役員決めにしても、やっぱり少しためらってしまう。

 

自分の英語力をいかに磨いていくかが

オーストラリアで移民として暮らしていく上で生活を便利にするコツのような気がしています。

 

人種差別を受けることは正直あります。

日本に暮らしていたら、”人種”で差別されることはないですから

最初は傷ついたりもしました。

 

でも、どこに暮らしても、

いろんな人がいる。価値観が違う人との出会いはある。

人の揚げ足を取るのが好きな人だっているし、

人のいいところを見つけるよりも批判することが先に出る人だっている。

たまたま、その人はその日嫌なことがあったのかもしれないし…

 

 

相手がどう感じるか、どう行動するかは

自分には変えられないけど自分がどう感じるか、どう対応するかは

私が選ぶことができる。

 

 

”限りある命をあなたが誰かを批判したり、傷つけたりすることに使いたいならそれでもいいけど

私はそういうことに自分の命の時間を使いたくないからスルーします。”

 

人種差別などに対してはそう思うようにしていちいち傷ついたり、

悲しく思わないようにしています。

 

とはいっても最初の頃は泣いたりしましたね。

オーストラリアは移民大国であるのは事実なので

自分も誰かを悲しい気持ちにさせないようにといいレッスンになりました。

 

私がオーストラリアで暮らす以上”移民”というポジションには変わりませんが、

自分の子供たちがオーストラリア国民となったとき、

オーストラリアは自分の子供のたちの母国だと思うようになり、

少し自分の気持ちが変わってきたように思います。

 

私が日本を故郷だと思うように、

子供たちはオーストラリアを母国だと思っている。

それは、私がオーストラリアに移住するという決意をした結果でもあるので

子供たちのオーストラリアへの精神的なつながりと

私の母国である日本へのつながりのバランスをうまくとって

どちらも母国なのだと考えてもらえるようにしたいなと思います。

 

私も”移民”なんだという遠慮といえば聞こえがいいですが、

結局のところ、それに甘えていたような気がします。

そのうち仕事も始めたいし、英語がどうとか、移民だからどうとかじゃなく

もっとガンガンとオーストラリアに踏み込んでいきたいな~と思います。

 

子供を持つママが仕事をするには”預け先”が見つかるか課題

オーストラリアに移住する際、

特に仕事を続けてきたママは”仕事”を続けられるかは不安が大きい部分かもしれません。

 

私は、専業主婦としてオーストラリアに引っ越してきたので

仕事を続けるのではなく、これから仕事を見つけるという立場ですが、

実際のところはかなり厳しいです。

 

祖父母に子供を預かってもらえる状況がないので

頼れるのは学童保育としてのBefore school careやAfter school care,

長期休暇中のVacation care,

未就学児のデイケア、プリスクールというお金を支払って子供を預けるチャイルドケアしかありません。

 

でも、Before school careは朝7時から~学校が始まるまで、

After school careは学校終業後から18時まで。

保育園であるデイケアは7~18時。

この時間帯以外の仕事は無理です。

8~17時の仕事がうまく見つかるか?

 

みんな狙うのは同じです。

子供を持つお母さんたちはみんなこの時間帯で働きたいのです。

 

シドニー周辺でいうと

やっぱり仕事の求人はシドニーシティ中心なので

通勤時間を考えると郊外に住んでいると8-17時でも間に合わない場合も考えられます。

 

そうなると求人数はぐっと減ってしまう。

まして、英語は苦手だったりすると日本語を話す仕事に限定されるので

もっと選べる選択肢は減ります。

 

フルタイムで仕事を続けながら子育てするのは

日本だけでなくオーストラリアも大変です。

 

チャイルドケア費用が高いオーストラリアは、

自分が稼ぐお給料とチャイルドケア費用を差し引いたら

たいして残らないということだってありますしね。

 

このあたりは私にとっても課題です…。

ナニーやベビーシッター、オーペアと呼ばれる住み込みの子守を利用するのが

一番手っ取り早いかもしれませんが、

その費用だって考えなくてはいけませんからね。

 

それでもやっぱりいつか社会復帰?したいです。

気軽にパート♪というのもなかなか難しいので

今もいろいろ考えている最中です。

 



 

一番つらいのは親に子供の成長を見せられないこと

オーストラリアに暮らして幸せだと思うことが多い私ですが

やっぱり親のそばにいられないのはつらいですね。

 

子供の成長を見せたいという思いは常にあります。

申し訳なさもあるし、自分もさみしいです。

 

でも、これは私自身が選んだ道。

子供のためだと思って信じて進んできた道。

 

今の自分にできるベストを尽くして

みんなが幸せにいられる道を選んでいきたいとは思いますが、

ここで自分がホームシックだなんていうのはやっぱり違うかもだけど

やっぱりさみしい。

 

ときには、あのまま日本で暮らしていたら・・・と思うことだって何度もあります。

もしかしたら毎日思うかもしれません。

 

でも、子供たち、オーストラリアで育って幸せそうなんです。

伸び伸びと個性を認めてもらって

知らないひとからも”Sweetheart” ”Darling”なんて呼んでもらって

自分は大切な存在だ、愛されている存在だと感じながら

オーストラリアで成長するって幸せだなと思うんです。

 

本当は私も両親のそばで生きたい。

これから年老いていく両親のそばにいてあげたい。

 

その気持ちは永遠に変わりません。

でも、あのときオーストラリアに戻ってくるという選択をしなければ

子供たちはオーストラリアの市民権どころか永住権の取得だって怪しかった。

 

子供に選択肢を残したいという気持ちで、

たぶんその一心でオーストラリアに戻ってきたから

今、こうして子供3人と夫がオーストラリア国籍を取得できたことを後悔はしないです。

 

このままオーストラリアに永住するかどうかはわからないけど

親のそばにいたいからという理由で、

あのとき日本に残ることを選んだらそれはそれで後悔したかもしれません。

 

それでも、やっぱりおじいちゃんおばあちゃんと一緒にいる子供を見ると

胸がちくっと痛くなる瞬間もあります。

きっとこの思いは変わらないでしょうね。

 

お母さん、お父さん、そばにいられなくてごめんね。

その思いはいつもいつも心にあります。

 

だからと言って日本に帰ればいいのかというと

夫だってマレーシアに両親を残してきているのだから

自分だけがわがままを通すのも難しいし、ここは本当に難しい問題となっています。

 

両親の老後をどうするか?

その問題もしっかり考えたうえでオーストラリア移住という選択肢を選ばなくてはいけないけど

今、自分が3人の母になり思うのは、

あなたたちが幸せに生きられる場所を見つけてほしいということ。

それが私のそばでなくても、自分らしく、幸せに生きられる場所で生きてほしい。

安全な場所で生きてほしい。

 

自分の親が子供にそばにいてほしいという親なのか、

あなたが幸せならそれでいいよという親なのか

よく考えなくてはいけない部分ですよね。

 

 

まとめ

オーストラリア移住の現実ってきっとそのひとそのひとで違う。

それでも、国際結婚をしてオーストラリア移住しようか迷っている人、

オーストラリア移住して今も迷っている人、

そんな人に実際にオーストラリアに移住した現実ってこんなんだったよ!と伝わればいいな。

 

オーストラリア移住といえ、

片道切符ではないのだから本気でいやだったら日本に戻ればいい。

それくらいの気持ちじゃないと怖くてできませんよね。

 

後悔しない人生を生きる。

そのために自分にとって、家族にとって、子供にとってベストな選択をする。

結局、それしかないのかもしれません。

 

オーストラリア移住を迷うあなたにとってこの記事が何かの光になることを祈って…

 

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2 Responses to “オーストラリア移住の現実!専業主婦から見たオーストラリア生活と育児や悩み”

  1. 読んでいて涙が出ました。
    現在オーストラリア人の夫と東京で暮らしています。子供もこちらで産まれましたが、今オーストラリア移住の話が持ち上がっています。
    いずれ引っ越すつもりでいたものの、いざそのタイミングが近い未来にくると思うと取り乱してしまう自分がいます。
    心の準備ができないうちに両親や友達のいる日本を離れることを考えると涙が止まりません。
    両親は私たちのことはいいから、自分の人生を優先するんだよと言ってくれますが、自分の人生とは何かと考えると今までもこれからもそこに自分の両親との時間もたくさん含まれていると感じてつらいです。それは、私のために日本へ来てくれた夫も同じだと思います。
    移住は、一代が耐えればそこの地の人になってしまうのだなと感じます。せめて子供が日本で日本人としてこちらの暮らしを知り、日本語を習得してから移民の国の一員になれればと思っていたのですが。
    いずれ自分でどこか割り切れて、受けて止めて楽しめる日がくることを願っています。

    • よぐさん

      コメント頂いていたのにお返事が遅くなり申し訳ありません。
      日本に帰国中だったため、確認ができませんでした。

      東京にお住まいなんですね。
      私たちも東京に勤務し、日本で第一子を出産しました。

      よぐさんの両親の気持ち、うちの両親と同じです。
      自分たちのことはいいから、あなたたち家族が幸せになるのなら
      オーストラリアで暮らしてもいいんだよ。

      そう言ってくれます。

      でも…今回日本に数年ぶりに帰国したら、
      両親はすっかり年を取り、
      言葉にはださないけど、日本に暮らしてほしい、そばにいてほしいと思っていることが
      痛いほど伝わりました。

      国際結婚をして、勝手にオーストラリアに来て
      私は親不孝なのかな?と苦しくなります。

      でも、日本に住めば夫が同じ思いをして
      自分の家族との時間が少なくなってしまう。

      国際結婚の難しさってここにあるのかなと思います。

      どっちかの国に数年単位で暮らせればいいけれど、
      そうもいかない。

      娘としての自分、母としての自分、妻としての自分の願いが全部違う。

      よぐさんの心の痛み、私はよくわかります。
      自分の意思でオーストラリアに来たけれど、
      両親を思うと申し訳なくて、申し訳なくて。

      自分の人生は一回きり。
      そして、人が生きる時間は有限であること。

      それをよく考えて、
      後悔のない決断をされるといいなと思います。

      たとえ、オーストラリアに移住しても
      それが最後じゃないですよ。
      日本に戻ってくる選択肢だってあります。

      子供が高校生になって、
      日本の高校にいくために親子で日本で暮らす人もいます。

      ただ、オーストラリア移住って
      自分も子供も若いほうが楽だなと経験上思います。

      2歳で移住した長男もすっかり考え方や価値観はオーストラリア人なので
      オーストラリアで育つ以上”日本人”にはなれないなと最近本当に痛感します。

      私が、日本から帰ってきたばかりなのでそう思うのかもしれませんが、
      親に何かあったとき、
      私はオーストラリア移住したことを本当に後悔しないか?
      もしも、介護が必要になったら?
      どちらかが欠けたら?
      日本に住まなかったことを私は後悔しないか?

      一度は家族で日本に住んでいたのにわざわざオーストラリアに行ったことを
      いつか後悔する日が来るかもしれない。

      オーストラリアに暮らして丸7年。
      年老いていく両親を里帰りのたびに見るのは、胸が張り裂けそうです。
      そして、私たちを見送る両親を見ながら、
      私の決断は本当に正しかったのか?

      何年たっても、親のことを思うと胸が痛いです。

      自分が本当に生きたい道、普段なかなか気づけないけれど、
      もしも、自分があと1年しか生きれないとしたら
      どこで誰と過ごしたいか?

      それが究極の答えなのかな?と思います。

      よぐさんが後悔しない決断をされますように。
      いつか”これでよかった”と思う答えが見つかるといいですね。

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