オーストラリアの小学校は何年間?日本の教育システムとの違い

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オーストラリアの小学校は何年間?

日本の教育システムと違うの?

 

 

今日はそんなお話です。

 

 

オーストラリア移住当時は

わからなかったこともだんだんとわかるようになりました。

我が家は、オーストラリアに引っ越してきて今月で丸7年、

オーストラリア生活も8年目に突入しました。

 

国際結婚や永住ビザ取得などでオーストラリア移住を考えている方以外にも

オーストラリアの小学校留学、

高校留学や親子留学、

父親の博士号取得のために家族でオーストラリアに数年住むなど

いろいろな方がこのブログにいらしていただいています。

 

オーストラリアの小学校の学校生活や

教育システムなど興味があります!という方もいらっしゃるかもしれませんので

実際のオーストラリアの小学校生活なども

いろいろと書いていきたいと思います。

 

我が家の子供たちは、

2018年1月から小学校4年生の息子、小学1年生の娘、

 

末っ子の娘は

プリスクールに通い始めました。

 

ええ、9年ぶり?に一人の時間を持てるようになったさとみんです。

うれしいかと思いきや、

結構さみしいですね。笑

娘のプリスクールは週2日なので

日本のように週5で3歳の娘と離れたら寂しくてたまらなかったでしょう…。

 

 

オーストラリアの教育システムは

日本とよく似ている部分もありますが

ちょっと違う部分もあります。

 

オーストラリアの小学校って何年間なんでしょう??

 

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Contents

オーストラリアの小学校は何年間?

 

オーストラリアに子供を小学校留学したい方や

小学生の子供連れでオーストラリア移住や

オーストラリア駐在を経験するご家庭の方も

興味があるかもしれませんね!

 

オーストラリアの小学校は州によって異なりますが

NSW州では4歳または5歳からキンダーガーテン=入学準備学年に入学します。

 

QLD州では、

キンダーガーテンというと幼稚園=プリスクールと認識されていることもあるようなので

わかりにくいですが、

NSW州では幼稚園はプリスクールになります。

 

 

オーストラリアの小学校に関する記事は

下記の記事もご参照ください。

 

こちらの記事もCheck!

 

オーストラリアの小学校は(NSW州の場合)何年間かというと

 

  1. Kindergarten(QLD州ではPREP)=日本の幼稚園年長
  2. Year1=日本の小学1年生
  3. Year2=日本の小学2年生
  4. Year3=日本の小学校3年生
  5. Year4=日本の小学校4年生
  6. Year5=日本の小学校5年生
  7. Year6=日本の小学校6年生

 

の合計7年間です。

 

Kindergartenは任意ではなく、

必須です。

 

子供の誕生月によって

4歳で小学校に入学できるか5歳しか入学できないか違います。

 

州によって違いますが

NSW州は、

キンダーガーテン入学年の7月31日までに5歳になる子供は

その年のキンダーガーテンに入学できます。

誕生日が8月1日以降なら5歳でしか入学できません。

 

 

このあたりのことは過去記事をご参照ください。

オーストラリアの小学校に入学可能な年齢【各州別】4歳から小学生?5歳にする?

 

こちらで育っている子供が

Kindergarten(キンダーガーテン)をすっとばして

Year1からスタートするということは、

日本からの転校などの理由以外ではできません。

 

 

オーストラリアの小学校と日本の小学校の教育システムの違い

 

オーストラリアの小学校といっても

州だけでなく

学校によって違うと思いますので

すべての小学校がこの限りではないと思います。

 

うちの子供たちの学校との比較になりますが

まとめてみました。

 

学年の仕切りが日本とオーストラリアの小学校では違う

日本の学年って

4月1日生まれで学年を分けていますが

オーストラリアは誕生日で分けているうえ、

州によって違うのでわかりにくいですね。

 

日本と学年の仕切りが違うので

早生まれのお子さんはもしかすると

日本の学年とオーストラリアの学年が違うこともあるかもしれません。

 

例えば、

4歳でキンダーガーテンに入学したお子さんは、

日本の幼稚園年中でオーストラリアの小学校に入学したことになるので

Year1になっても、日本ではまだ幼稚園の年長さんということになります。

 

逆をいうと、

日本で幼稚園の年中さんの子供を連れて

オーストラリアに引っ越してきた場合、

プリスクールに入れるという選択肢以外にも

小学校のキンダーガーテンに入学させるという選択肢もあるかもしれないということです。

 

日本からオーストラリアに引っ越してきて

どの学年に転入するかということは

日本で何年生であるかは考慮されず、

その子供の誕生日によって何年生か決まります。

 

例外としては、

いずれ日本に帰国するオーストラリア小学校留学で来た場合は、

英語力を考慮して

1学年下に入学させることもできるようです。

 

2~3年の留学予定なら問題ないですが、

その後高校、大学進学をオーストラリアで考えているなら

慎重に判断したほうがいいかもしれませんね。

 

キンダーガーテンは小学0年生の扱い!勉強もしっかり!

オーストラリアの小学校のキンダーガーテンは、

”幼稚園”ではなく、”小学校”

算数も英語もやりますし、

集会にもYear1~6の生徒と一緒に参加します。

 

4歳、5歳でも立派な小学生です。

 

成績も一応つきます。

 

もちろん宿題もありますし、

自分で本を読むHome Readingもあります。

 

何より、

先生が幼稚園の先生のようではありません。

手厚いケアというよりはさらっとしていますね。

あれこれ世話を焼くという感じではありませんね。

 

必要なら自分から先生に伝えていかないと

要求に気づいてもらえないことすらあります。

 

オーストラリアの小学校には留年もある

日本の小学校ではあまり聞かないでしょうが、

オーストラリアの小学校には留年=Repeatがあります。

結構普通にリピートしてます。

 

Kindergartenに限らず、

Year1でも4,5でもすべての学年に留年はあります。

 

息子の学年でも

Year1をリピートしたり、

3年生から4年生になれなかった生徒もいたり

珍しいことではありません。

 

Year4はOCテストがある!合格すると選抜クラスへ

オーストラリアの小学校には、

OCテストという制度があります。

 

毎年7月末~8月初旬にテストがあります。

算数、英語、一般の科目です。

 

学校で受験するのではなく、

希望者が自分で申し込んでどこかに受験しに行きます。

 

OCテストはOpportunity Classesテストのことで

いわゆる選抜クラスです。

OCテストに受かるとYear5からOCクラスになります。

すべての小学校にOCクラスが設置されているわけではないので

転校になるケースもあります。

 

なので、

Year5、6のクラス数はYear4までに比べるとぐっと減ります。

 

Year3までは5クラスでも、

Year5、6は2クラスずつしかない!なんてこともあります。

 

 

OCテストの日付や

テスト内容など詳細は下記のサイトをご参照ください。

 

オーストラリアの小学校のOCクラスの詳細をチェックする(英語サイト)

 

 

 

うちの息子もOCテストを受ける予定なので

また詳しく書こうと思います。

 

 

オーストラリアの小学校の遠足は任意参加

オーストラリアの小学校の遠足や修学旅行は任意参加なので

行きたくなければいかなくてもいいです。

 

費用も泊りの場合は100~300ドル近くかかる場合もあったりして

決して安くはなかったりします。

 

オーストラリアの小学校には集団登校&下校はない

日本のように集団で子供だけで登下校はありません。

近所の子供が一緒に行く場合もありますが、

低年齢の場合は、

親、保護者が送迎するのが一般的です。

 

しかも、

車での送迎が多いので

日本のように子供だけで何キロも歩いて帰ってくるというのは

あまり見かけません。

 

小学校高学年になると

バスや自転車などで子供だけで登下校する場合もあります。

 

 

子供の送迎は教室の前で親が待つ

高学年の場合は

学校の門の前で親が待つこともありますが、

 

Kindergarten、1年生、2年生くらいまでは

親が教室の前まで送迎します。

 

朝は、親が教室の前まで送り、

帰りは、キンダーガーテンは

親の顔を先生が確認したら子供をリリースしてくれることになっています。

 

めんどくさいといえばめんどくさいですが、

登下校中の事故の不安を思うと

私はこのシステムがとても気に入っています。

 

プリスクールでは、

親が事前に指定した親以外の保護者以外は

子供をピックアップできないなど

とても厳しいので連れ去りなどの対処がされています。

 

小学校はプリスクールほど厳しくないものの

学校終了後、

親が来るまで担任の先生と子供が一緒に待ち、

あまりに遅いと先生たちのオフィスに子供は連れていかれます。

 

毎回遅れると気まずいです…。

 

夏休みなど長期休暇の宿題は出ない

オーストラリアの長期休暇は、

春休み2週間、夏休み6週間、秋休み2週間、冬休み2週間ですが

宿題はでません。

 

宿題は、一切出ません。

 

うちは、

小学3年生くらいからは、

参考書やドリルなどを買って

自習するようにというか

机に1時間は座っている習慣をつけるように頑張っています・・・。

 

 

まとめ

オーストラリアの小学校の様子については

また詳しく書きたいことはたくさんありますが

日本の小学校とオーストラリアの小学校の違いをざっとあげてみると

こんな感じかな~。

 

私は、個人的には

子供たちがオーストラリアの小学校(うちは公立です)に通っていて

とてもハッピーです。

日本に比べてゆるい!!ゆるすぎるくらいゆるいですが

”みんな同じ”であることを求められず、

のびのびと学ぶこの小学校生活がとても気に入っています。

 

オーストラリアに移住して後悔がまったくないとは言えないかもしれませんが、

子供の教育のことを考えると

オーストラリアに引っ越してきてよかったなと思います。

 

ただ・・・

オーストラリアの小学校を経験したら

日本の小学校にはなじめないかもしれません…。

 

宿題忘れましたって先生に言っても、

OK!で終わっちゃいますから…。

 

でも、オーストラリアの小学校留学は

おすすめです!

子供たちが英語を母国語のように吸収できる年齢で

英語環境、多文化社会で子供を育てるメリットは

かなりあると思います。

 

 

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2 Responses to “オーストラリアの小学校は何年間?日本の教育システムとの違い”

  1. こんにちは。 現在シドニー南部で1歳8ヶ月の男の子を育ててるまさこと申します。
    私も初めての子育てで右も左も分からず、こちらには日本人のママ友達もいないのでどう情報収集して良いのかも分からない所、さとみんさんの記事と出会い大変勉強になりました。まだ1歳だしまだいいかなーなんて思っていては遅いのね…と
    私は英語にも自信がないし、こちらでのネイティブのママさん達の輪に入るのも難しいし、なので本当にさとみんさんの記事ありがたかったです。
    これからもちょくちょく楽しみに読ませて頂きます。

    • まさこさん

      コメントを頂いていたのにお返事が遅くなり申し訳ありません!!
      ちょうど日本に帰国中で確認が遅れてしまいました。

      シドニー南部にお住まいなんですね!
      最近、南部や西部に住まれる日本人の方も多いですが、
      まわりには日本人のママたちがあまりいないとのこと、
      不安なことも多いかもしれませんね。

      初めての子育て、異国のオーストラリアでママ友もなしでは
      不安なことも多いでしょう。
      私もそうだったので、いろいろと最初は大変でした。

      こちらでは、早い子は4歳で小学校の準備学年であるキンディに入学するので
      結構あっという間ですよね。

      プリスクールになどに入れるつもりであれば、
      そろそろリサーチしたり、申し込むプリスクールを決める時期かもしれませんね。

      なにか具体的な質問などあれば
      ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!!

      まさこさんの参考になる記事を今後増やしていきたいと思います。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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